


洛和会ヘルスケアシステム 介護事業部と花園高校(京都市右京区)が連携し、高齢者への理解を深める次世代育成と高齢者にやさしい地域づくりを目指し、認知症サポーター講座を開催しています。
認知症サポーター講座は、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成する、厚生労働省の施策の一つです。
花園高校より「超高齢社会へ向かう中で、生徒の高齢者への理解を深めたい」とのご要望をいただいたことがきっかけとなり、2014年より、家庭科の授業を活用して、毎年開催しています。
今年も10月より3年生(全5クラス)を対象に、洛和グループホーム花園の職員であるキャラバン・メイト(※)が、認知症の症状やどのように支援したらいいのかなどを説明しました。学生は初めて知る認知症について驚きつつも、熱心に耳を傾けていました。
(※)認知症サポーターを養成するために「キャラバン・メイト養成講座」という研修を修了している者
受講した学生からは、「認知症の人は身近にいて、これからそのようなお年寄りを見かけたら、助けを求めるなどのサポートをしたい」「自分や親も認知症になる可能性があるので、日々を大切にしたい」などの感想がありました。
今後も、花園高校と本活動を継続し、教育機関や若年層と連携した高齢者にやさしい地域づくりを目指してまいります。
洛和会ヘルスケアシステムが行っているCSR活動の一環として、11月29日に洛和会音羽病院 産婦人科 医師の矢野阿壽加が、日本女子プロ野球の京都フローラとレイアの選手を対象に「月経コントロールとドーピングにならないための薬について」をテーマに講演を行いました。京都フローラは、当会が応援をしているチームでもあります。
トップアスリート選手は試合の日にベストコンディションで挑めるのが理想ですが、女性選手の場合には、月経による体調不良や精神的影響で最良の体調で挑めないことも起こりえます。そうした最悪な状況を避けるためのひとつの手段として、ホルモン剤(ピル)を用いて試合日に月経が重ならないようにする「月経コントロール」について学びました。
少し前まではホルモン量の比較的多い中用量や低用量のピルが主流でしたが、現在では体への負担を最小限にとどめた超低用量のピルも普及しているそうです。
月経コントロールは近隣の産婦人科など、どの病院・医院でも気軽に相談できるそうなので、気になる方は相談されてみてはいかがでしょうか?
また講義の後半では「ドーピングにならないための薬」について、病院で処方される薬や市販の薬で気を付けたいものについての説明もありました。
自分の飲む薬にどのような成分が入っているか、特にアスリート選手は注意が必要です。
一般的にアスリート選手は運動量に比べてエネルギー摂取量が少ない場合が多く、貧血や骨粗鬆症なども起こりやすく、そうした体調不良からもベストコンディションを保てない場合があるそうです。かかりつけの婦人科や内科を持ち、しっかり体調管理を行い、試合に臨んでいただければと思います。
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