2021年05月31日

[京都市委託事業]洛和会搬送部門・トランスポートでは、新型コロナウイルス感染症の陽性患者さんの搬送を行っています

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洛和会搬送部門・トランスポートでは、2021(令和3)年3月から京都市の委託を受け、新型コロナウイルス感染症の陽性患者さんの搬送を開始しました。

介助を必要とする軽症〜中等症患者さんの、病院間の移送や自宅待機から宿泊施設・病院への移送などに当たっています。
乗務員は防護服を着用するほか、車内にはビニールカーテンを設置し、業務終了後は車内やストレッチャーを消毒するなど感染防止対策に万全を期しています。

また、看護師が同乗し感染防止対策の指導に当たるほか、患者さんの容態急変などに対応します。洛和会音羽病院とも情報共有し、密に連携を図っています。病院と連携した搬送部門がある当会だからこそできる業務です。

感染リスクはゼロではありませんが、感染防止対策を徹底して業務に当たっています。
搬送部門の職員は新型コロナウイルス感染症と最前線で闘う医療現場を間近に見て、我々も地域医療を支えたい、という思いを抱いて委託を引き受けました。
感染の収束がまだ見通せないなか、地域の方に安心して暮らしていただけるよう、引き続き取り組んでまいります。

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圧巻!『洛和会鍾馗邪気祓絵図』が洛和会音羽病院C棟1階に展示されました

京都を拠点に活動する絵描きユニット だるま商店様が制作されたこの絵画。
患者さんや地域の皆さんへ、鍾馗(しょうき)さんに見守られている安心感を届けながら、現世の閉塞感から解放され少しでも明るい気持ちになってもらいたいという思いが込められています。見れば見るほど、唯一無二の世界観へ引き込まれるこの作品の魅力に迫ります。

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まずは主役として大きく描かれた迫力ある鍾馗(しょうき)さん。

洛和会音羽病院洛和会音羽記念病院洛和会音羽リハビリテーション病院のある山科から京都のまちを見守っています。
鍾馗とは、中国の民間伝承に伝わる道教系の神。鍾馗さんが五色の鬼を引き連れて町中の邪気払いをしていた故事があり、現在でも京都の町屋などでは魔除けとして門などの上に鍾馗さんを置く風習が見られます。

その五色の鬼たちがこちら。この行列が祇園祭の山鉾巡行の基礎になったといわれています。カラフルな衣装を身にまとい、思い思いに歩く姿はユーモアにあふれ、邪気を祓ってくれるありがたさと同時になぜか親近感を覚えます。
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さて注目は、京都のまちに描かれた当会の施設や職員たちの姿。

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当会発祥の地、矢野医院が描かれています

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洛和会東寺南病院は京都タワーのそばに描かれています

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子どもたちの世話をする保育士や車いすを押す介護士など、当会職員の働く様子が生き生きと描かれ、当会のロゴマーク入り送迎車も走っています。

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教育や研究をする様子

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空には友禅菊や天女とともに、当会のうちわが飛んでいます

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ほかにも見所満載、まさに圧巻!

京都のまちの美しさと、そこに根差し地域の皆さんと絆を育む当会が、鍾馗さんに守られている。この『洛和会鍾馗邪気祓絵図』にあふれる魅力とパワーは、皆が一丸となりコロナ禍を乗り越えるためにも、大きなチカラとなってくれることでしょう。



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