最大の原因はスギ花粉
2007年の夏は、猛暑だったのでスギの木がたくさんの花をつけ、2008年春は花粉の飛散が多いことが予想されます。花粉によって眼、耳、鼻に憂うつな症状を引き起こすのが花粉症。その原因で最も多いのがスギ花粉です。日本人の5人に1人がスギ花粉のアレルギーを持っているともいわれています。
洛和会音羽病院 眼科
部長 中村精吾(なかむら せいご)
★早めの対策とセルフケアを!
花粉症は、眼のかゆみ、充血、涙がでるという憂うつな症状を引き起こします。花粉の飛散が予測される約2週間前から抗アレルギー薬を点眼することで予防すると効果的との報告もあります。
また、メガネやマスクを使用して結膜や鼻の粘膜を保護したり、コンタクトレンズは控える、人工涙液による洗眼(水道水、市販のカップ式洗浄器具での洗眼は好ましくないです)、ぬれタオルでまぶたを冷やすことは症状をやわらげる良い方法です。
★眼の症状が気になる方は…
最近話題のドライアイの症状は花粉症に似ています。両方が合併している例も少なくありません。当科では患者さまに合わせた適切なアドバイスと治療を行っております。
■お問い合わせ
洛和会音羽病院 眼科 TEL 075(593)4111(代)
■ご予約
洛和会音羽病院 予約センター TEL 0120(489)300
(『おとまるクン』2008年1月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。
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アールプランニング TEL 075(593)7789 まで