2008年03月04日

〜カルシウムたっぷり〜カレイの骨までカリッと揚げ 甘酢ソース

Shimakawa
洛和会音羽病院
母子センター 所長

NST委員長
島川哲郎
071205sugimoto
洛和会音羽病院
栄養科

(管理栄養士)
杉本友佳

Karei

材料(4人分)

  • カレイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4尾
  • 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
  • 片栗粉・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
  • 揚げ油・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
  • 酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
  • 醤油・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
  • 砂糖・・・・・・・・・・・・・・大さじ1.5
  • みりん・・・・・・・・・・・・・大さじ1.5
  • ゴマ油・・・・・・・・・・・・・大さじ1弱
  • 白ネギ・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
  • 生姜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1片
  • 赤唐辛子・・・・・・・・・・・・・・・・少々

作り方

  1. カレイの表面に包丁を直角にたて、尾から頭に向かってこそげるようにしながら、ぬめりとうろこをとる。
  2. ワタをきれいにとり、冷水で洗って裏表に切り目を入れ、水気を切って塩をしておく。
  3. カレイの全体に片栗粉をまぶし、よくはたいて余分な粉を落とす。
  4. 揚げ油を170℃に熱し、カレイを1尾ずつじっくり15分ほどかけて揚げていく。
  5. 揚げている間に、白ネギ1/4本と生姜をみじん切りにし、酢、醤油、砂糖、みりんを混ぜておく。
  6. 中華鍋かフライパンにごま油を引き、唐辛子、みじん切りにしたネギと生姜を弱火でじっくり香りを出しながら炒める。
  7. 6に混ぜ合わせた甘酢を加え、軽く煮立ってきたら水溶き片栗粉を加えてトロミをつけておく。
  8. 揚がったカレイに甘酢ソースをかけ、その上に残りの分量の白ネギを白髪ネギにし、のせる。

※甘酢の分量の砂糖とみりんのかわりに、はちみつをつかってもコクがでて美味しく仕上がります。
※骨までまるごと食べるには、低温でじっくり揚げることがポイントです。焦らず時間をかけて揚げましょう。

  • エネルギー(1人分):259kcal
  • タンパク質:20.6g
  • 脂質:11.3g
  • 炭水化物:17.6g
  • カルシウム:約150mg

カルシウム
カルシウムは骨や歯の主成分であると共にいろいろな器官の機能に関与する非常に大切な栄養素ですが、現代人に最も不足しているミネラルの1つです。体内ではその99%が骨や歯に存在しますが、残りの1%は血液中に存在し、出血を防いだり、筋肉の収縮や神経細胞の伝達を助けたりして生命の維持や活動に重要な役割をしています。
特に乳児期や思春期、妊娠中などは不足になりがちなため、意識してカルシウムを摂取するように心掛けましょう。
カルシウムは牛乳、チーズ、しらす干し、干しえび、大豆、ヒジキ、モロへイヤなどに多く含まれます。ごはんや麺類などの糖質と一緒に摂ると効果的です。


0803otomaru (『おとまるクン』2008年3月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
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