2008年05月07日

治療可能な物忘れ・歩行困難・尿漏れとは? 正常圧水頭症(NPH)をご存知ですか?

Nph 洛和会音羽病院 正常圧水頭症センター 所長
兼 洛和会京都医療介護研究所 所長
石川 正恒(いしかわ まさつね)

年をとると、物を忘れたり、ボーッとする、あるいは、歩くのが小刻みで転倒しやすくなったり、尿漏れで困るといった症状はいろいろな病気で出てきます。その中には脳梗塞やアルツハイマー病、パーキンソン病などよく名前の知られた病気がありますが、今まであまり知られていなかった正常圧水頭症(NPH)という病気もあります。

これは頭の中の水(髄液)の流れが悪くなって起こる病気で、脳神経外科で髄液シャント術という比較的簡単な手術を行うことで症状が改善します。Mrikourei_2診断にはMrinph_2MRI検査が参考になります。洛和会音羽病院 正常圧水頭症センターはこのような高齢者の病気の治療をするために、日本で初めて開設されました。年だから仕方がないとあきらめずに、ご相談ください。

お問い合わせ
洛和会音羽病院 正常圧水頭症センター
TEL 075(593)4111(代)
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洛和会音羽病院 予約センター
Freedial 0120(489)300


200805_2 (『おとまるクン』2008年5月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。

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