2008年05月08日

治療のチョイス(選択肢)が増えました! 洛和会音羽病院 皮膚科

洛和会音羽病院 皮膚科
部長 近藤 摂子(こんどう せつこ)

Tiryo「デルマレイ800」という新しい治療装置を、昨年11月末、洛和会音羽病院 皮膚科に導入しました。

乾癬(かんせん)やアトピー性皮膚炎、円形脱毛症、後天的に全身の皮膚の色素の一部が脱色する尋常性白斑などの症状で、なかなか治りにくい患者さまに、これまで「PUVA療法」という光線療法を行ってきました。今回導入した「デルマレイ800」は、治療に有効なごく限られた範囲の波長である「ナローバンドUVB」だけを照射することで、従来よりも効率の良い光線療法が可能になりました。
乾癬などではステロイド外用よりも光線療法のほうが、症状を抑える持続効果があるといわれており、従来の治療法と組み合わせることで、QOL(生活の質)の大きな改善が期待できます。Kansen従来法でよくならない時に、有効な治療法の1つです。これまで治療をあきらめることの多かった尋常性白斑でも効果が期待できます。お悩みの方は一度ご相談ください。

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200805_2 (『おとまるクン』2008年5月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。

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