〜介護老人保健施設 洛和ヴィラアエル〜
洛和ヴィラアエル 師長
伊藤 房枝(いとう ふさえ)
ユニットケアとは、高齢者向け施設で利用者の方々を12人前後のグループに分け、それぞれを1つの生活単位(ユニット)として介護や生活支援を行うことです。
洛和ヴィラアエルでは「その人らしく尊厳をもって、ごく普通に暮らしていただく」をコンセプトとして10〜16人を1つのユニットとして一緒に暮らしていただくことで、在宅復帰をめざした個別ケアを提供しています。
それぞれのユニットには担当のケアワーカーがいて、なじみの顔がいつもそばにいるという家庭的な雰囲気のなか、一緒に食事をしたり、おやつを作ったりします。また、特殊浴槽やバスリフトの完備された1人用浴室は人目を気にすることなく入浴でき、利用者さまは「のんびりできて気持ちが良いし温泉みたいや」と笑顔で話されます。
本当のご家庭には及ばないかもしれませんが「なじみの人がいて、自分の場所がある」ことで、安心して毎日を過ごせることを大切にしています。
そのうえで、在宅復帰を目標に、医師、看護師、介護職員、リハビリテーション職員、栄養士、事務職員がチームとなりお世話しています。また、人工透析が必要な利用者さまもおられ、隣接する洛和会音羽記念病院の透析外来に通院されていただきます。
その人らしい生活をもっと楽しんで人生を過ごしていただける、そんな介護老人保健施設をめざしています。
■お問い合わせ
介護老人保健施設 洛和ヴィラアエル
TEL 075(594)8020(代)
※ご入所には、要介護認定が必要です。
(『おとまるクン』2008年8月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。
■広報誌「おとまるクン」についてのお問い合わせは
アールプランニング TEL 075(593)7789 まで