2008年10月15日

普通救命講習in音羽会場

院長も受講

Kyumeiotowa1_3 洛和会ヘルスケアシステムでは、職員を対象にした普通救命講習を、消防署のカリキュラムに沿い、講習会場を管轄する消防署の指導の下で、実施しています。職員全員が街中で突然心肺停止になった方に最低限の応急手当を行えるようになることが目的です。
介護職員を対象にした普通救命講習は2004(平成16)年から行っていましたが、今年の4月からは常勤の職員全員(約2,000人)に対象を広げ、事務職員、放射線技師や理学療法士などのコメディカルはもちろんのこと、看護師や医師も受講しています。
応急手当普及員である20人の職員を中心に、複数の会場で講習を実施しており、10月6日現在ですでに約330人が修了、3年以内に全職員が受講する予定です。

Kyumeiotowa2_2 10月6日に洛和会音羽病院で今年8回目となる普通救命講習を行いました。
この日は、27人の職員と一緒に洛和会音羽病院院長 松村理司が受講しました。院長は心肺蘇生国際ガイドライン2005の内容や変更点などへ質問をしながら、真剣に取り組んでいました。(写真右)
看護師の参加が多かったため、ご指導くださった山科消防署の救急救命士さんは病院で行う救命処置との違いや、屋外で応急手当を行うときの注意などに触れながら説明されました。道具のない病院外で応急手当を行うことの難しさとその注意点を再確認できる講習会となったのではないでしょうか。
今後も、洛和会音羽病院では毎月普通救命講習を行う予定です。

普通救命講習とは…
救急隊が到着するまでの間の応急手当のうち、特に重要なAEDの使用方法、成人に対する心肺蘇生法と止血法ができるようになるのを目的とした講習です。お近くの消防署に申し込めばどなたでも受講できます。

---募集中!---
講習には一般の方も参加いただけます。詳しくはこちら(→普通救命講習受講者募集)をご覧ください。

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