2009年02月06日

冬の入浴はご用心!〜入浴事故をなくそう〜

Ofuro 1年で最も寒い季節を迎え、入浴を楽しみにしている人も多いかと思います。安全に入浴するためには? 洛和会音羽病院 総合診療科の医師に聞きました。

洛和会音羽病院 総合診療科 医員 齋藤 彩(さいとう あや)

入浴には事故や急病の危険がいろいろ隠れています。急激な温度変化で血圧が不安定になり、発汗により脱水を来すことから心筋梗塞(こうそく)、脳梗塞、脳出血、不整脈などを発症しやすくなります。意識を失った結果、事故が起こることもあります。
安全に入浴するためには、40℃以下のぬるま湯での半身浴がお勧めです。上半身が冷えないよう肩にタオルをかけると良いでしょう。入浴は15分以内とし、水やスポーツ飲料などで水分補給することなども大事です。
また、屋内での温度差をなくすために入浴前に脱衣所、浴室を暖めたり、朝の入浴を避ける、入浴前後の飲酒を控えるなどの予防も大切です。

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Otomarukun0902(『おとまるクン』2009年2月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。

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