日本人の3人に1人は痔(じ)で悩んでいるといわれています。また、デリケートな部分だけに、誰にも相談できず悩んでおられる人も多いはずです。
洛和会音羽病院 肛門科 部長 加川 隆三郎(かがわ りゅうざぶろう)
<2008年度日本大腸肛門病学会 学会賞 受賞>
詳しく説明、ご希望の治療をめざします
洛和会音羽病院 肛門科では、短期間で治り、かつ肛門機能にやさしい手術を実践しています。手術の際は患者さまに詳しく病状を説明し、保存的治療を含め、患者さまのご希望に沿った治療を行います。痔核、痔ろうの手術は基本的に1泊2日で行っています。局所麻酔で手術可能な疾患には、日帰り手術も可能です。「関西のおしりを全部きれいにしたい!」と思っています。おしりのことでお悩みでしたら、一度お気軽にご相談ください。
ジャックナイフ位MRI法
加川医師が開発したMRIの特性を生かして診断する方法(ジャックナイフ位MRI法)が2008年度日本大腸肛門病学会学会賞を受賞しました。この診断法から得られた知見は肛門外科手術50年の誤りを正すものでした。患部の位置や立体的形状を正確に把握することができるので、他院では1カ月以上の入院を必要とする深部痔ろうも手術翌日に退院可能となりました。
一般的に深部痔ろうの再発率は非常に高いのですが、当院で手術された患者さまでは再発がほとんどありません。
■お問い合わせ
洛和会音羽病院 肛門科 075(593)4111(代)
■ご予約
洛和会音羽病院 予約センター 0120(489)300
(『おとまるクン』2009年3月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。
■広報誌「おとまるクン」についてのお問い合わせは
アールプランニング TEL 075(593)7789 まで