2009年04月01日

「更年期障害」を知ろう! <男性にもある更年期障害>

0904kanemitsu 洛和会丸太町病院 泌尿器科 副部長 兼光 紀幸(かねみつ のりゆき)

男性の皆さん、のぼせや動悸(どうき)がする、集中力が続かない、体がだるい、やる気がしない…など、最近、ちょっと調子が悪いなと思われていませんか? それはひょっとしたら更年期障害かもしれません。
更年期障害は女性特有の病気ではなく、30歳代後半から50歳代の働き盛りの男性にもある病気なのです。男性は女性と異なり、性ホルモンは徐々に減少していくので、その影響も比較的軽い場合が多いようです。しかし、職場での責任や子どもの教育問題によるストレスも大きく影響し、体の不調だけでなく、不眠や全身倦怠感(けんたいかん)、うつ症状など心の不調を訴える人も少なくありません。
更年期を迎えた男性にとってホルモン低下は避けられない体の変化です。ただ、体の不調は重大な病気のサインである場合もありますので、最近ちょっと調子が悪いかなと思われる人は、ぜひ、一度ご相談ください。

男性更年期障害の主な症状
ほてり、めまい、のぼせ、耳鳴り、冷え、呼吸困難、動悸、発汗、不眠、全身倦怠感、頭痛、頻尿、不安、性欲低下、うつ、勃起力低下など
※現在は、これらの男性更年期障害を総称して「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」といいます。

お問い合わせ・ご予約
洛和会丸太町病院 泌尿器科   075(801)0351(代)
洛和会丸太町病院 予約センター 0120(489)244


0904otomarukun (『おとまるクン』2009年4月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
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