洛和会音羽病院 漢方外来
心臓内科 副部長 山崎 武俊(やまざき たけとし)
女性特有の症状というイメージの冷え症ですが、最近は男性にも急増しています。症状も手足の指先が冷えて白くなる、下半身が冷えてむくむ、手足は冷えるが頭はのぼせるなど、さまざまなタイプがあります。病院で精密検査を受けても、原因がはっきりせず治療できないケースも見受けられます。西洋医学で治療できない場合、漢方で解決できることがあります。漢方では冷え症を「気」の異常と考えます。「気」というとわかりづらいかもしれませんが、元気の「気」と同じ意味で、目には見えないけれども体の隅々をめぐっているエネルギーだとお考えください。冷え症は「気」が少なくなる、あるいは「気」の流れが滞って、体の一部が温まらなくなることにより生じます。
漢方外来ではこれらの冷え症を独自の方法で診断し、個々の体質にあった漢方薬を処方いたします。冷え症の原因が分からず困っておられる方は、男性・女性を問わず、お気軽に漢方外来もお尋ねください。
洛和会音羽病院 心臓内科 漢方外来
<診療日時>木曜・金曜 午後1時30分〜午後4時
※診療時間は変更になる場合があります。お問い合わせください。
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075(593)4111(代)
洛和会音羽病院 予約センター
0120(489)300
(『おとまるクン』2009年8月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。
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