2009年09月16日

要注意!! 高齢者の救急搬送 増加傾向

0909kyukyu 洛和会音羽病院 京都ER救急救命センター
部長 安田 冬彦(やすだ ふゆひこ)

京都市内では20年以上増加の一途をたどってきた救急搬送患者数が、2007(平成19)年度ピークを迎え、2008(平成20)年度は6%の減少に転じました。こうした状況の中で高齢者の救急搬送患者数、交通事故などの事故件数は増加傾向にあります。

外傷では高齢者の場合、自宅の玄関やトイレ近くでの転倒が多く、また交通事故は自宅から1km以内で起こったのが7割以上というデータが出ています。自宅では床に物を置かない、手すりを付ける、照明を明るくするなどの工夫が必要です。

一方で高齢者の病気も増加傾向にあり、介護施設での急変、自宅で発症した脳梗塞、心筋梗塞などが増加しています。

高齢者救急の問題点は、症状が出てもまずはしばらくようすをみるという風潮が本人だけでなく、家族にもみられることです。また独り暮らしの方も増加しており、急変したことを誰かに伝える方法も不十分です。そのため訪問介護やヘルパーの充実がこれからは不可欠になります。いつもと違った症状が出た場合には、家族や友人に連絡するよりもまず、助けを呼んで早く医療機関にかかることが大切です。

洛和会丸太町病院、洛和会音羽病院では、24時間365日救急対応しています

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特集「がん」も「救急」も
〜9月はがん征圧月間/9月9日は救急の日〜

がん治療と救急医療は対極にあるもので、その共存には英知が必要ですが、洛和会ヘルスケアシステムでは一丸となって「がん征圧」と「断らない救急」の両立をめざします。


200909 (『おとまるクン』2009年9月号より)
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