2010年02月10日

今年もやってきました 花粉症の季節

目、耳、鼻などに憂うつな症状を引き起こす花粉症。その原因で最も多いのがスギ花粉です。日本人の5人に1人がスギ花粉のアレルギーを持っているといわれています。

今春のスギ花粉飛散状況は…?

花粉飛散数に最も影響するのは前年夏の気象です。2009(平成21)年夏は、梅雨が長引いたため日照り不足でした。気温も全国的に2008年より1度以上低かったため、スギの木がそれほどたくさんの花をつけたとは考えにくく、今春の花粉総飛散数は2009年と比べてやや少なくなることが予想されます。

予防対策は早目に!

洛和会丸太町病院 耳鼻咽喉科 副部長 広村 弥生(ひろむら やよい)

くしゃみ、鼻水や鼻づまりだけではなく、全身の倦怠感、微熱、耳の奥のかゆみなどの症状のほか、喉の違和感、咳が続くなどの患者さまもいらっしゃいます。
まず花粉を吸わないことが第一ですが、毎年症状が重症化する方は早目に抗アレルギー剤を予防的投与すると有効です。花粉が飛散してから内服するのでは、効果が現れるまでに時間がかかるので、飛散開始前から内服していただくことをおすすめします。
当科では、予約制で鼻の粘膜をレーザー焼灼する外来での治療や、約5日間の入院でできる、鼻腔の側壁から出ている下鼻甲介(かびこうかい)の骨を切除し、鼻でのアレルギー反応を起こりにくくする手術も行っています。詳しくは、下記までお問い合わせください。

お問い合わせ
洛和会丸太町病院 耳鼻咽喉科 
075(801)0351(代)
洛和会音羽病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
075(593)4111(代)

ご予約
洛和会丸太町病院 予約センター 
0120(489)244
洛和会音羽病院 予約センター
0120(489)300

いろいろなアレルゲン
花粉症と一口に言っても、人によってアレルゲン(アレルギーを引き起こすもの)はさまざま。気になったら、まずは医師に花粉症かどうか相談をしましょう。


Otomaru1002 (『おとまるクン』2010年2月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。

■広報誌「おとまるクン」についてのお問い合わせは
アールプランニング TEL 075(593)7789 まで

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