2010年03月09日

新設 肝胆膵外科

洛和会音羽病院では、診療科として新しく肝胆膵外科(かんたんすいげか)を開設いたしました。肝胆膵とは肝臓、胆道(肝内胆管、肝外胆管、胆嚢(たんのう))、膵臓のことを指します。

洛和会音羽病院 肝胆膵外科 部長 小野山 裕彦(おのやま ひろひこ)

1003kantansui 当科で扱う病気の内訳は肝臓がん、胆石症、胆嚢腫瘍やポリープ、胆管がん、膵臓がん、慢性膵炎、膵胆道系の先天異常などで、良性疾患も悪性疾患もあります。
手術は1時間ほどで終わる小規模なものから10時間以上かかる大規模なものまでさまざまです。手術治療以外の内科的治療を選んだ方が良い場合もありますので、患者さま一人ひとりの病気の状態に合わせて、場合によっては消化器内科とも相談して治療法を考えていきます。
例えば肝臓がんにおいては、手術以外にもアルコールで腫瘍を焼く方法もありますし、がんに関しては手術と抗がん剤とどちらが効果があるかということを考えます。胆嚢結石症については、コレステロール成分の高いものは体外衝撃波結石破砕療法や溶解剤による治療法もあります。
治療法の選択では、現在の最新の知見を参考にしています。よその病院で治療を勧められたものの迷っている方のセカンド・オピニオンにも対応しています。何かお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

洛和会音羽病院 肝胆膵外科
075(593)4111(代)


201003 (『おとまるクン』2010年3月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や 病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステム の各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。

■広報誌「おとまるクン」についてのお問い合わせは
アールプ ランニング TEL 075(593)7789 まで

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