画像を使って診断と治療
洛和会音羽病院 画像診断治療科 部長 久保 聡一(くぼ そういち)
「画像診断治療科」というのはちょっとなじみのない名前かもしれません。「画像診断」は、CTやMRIなどの画像を読み取って病気の診断をすることです。
また、画像が精密になるのに伴って、それらを治療に応用することも進んできました。「血管内治療」という言葉を聞かれた方がいらっしゃるかもしれませんが、画像を使った治療すべてをIVR(インターベンショナル・ラジオロジー)といいます。画像を見ながら体内に細い管(カテーテルや針)を入れて病気を治す治療法で、外科治療に匹敵する治療が皮膚を切らずに行える非常に有用な方法です。学会から一般の方向けの解説もインターネットにありますので一度ご覧ください。
http://www.jsivr.jp/people/people_idx.html
※画像診断治療科で受診希望の方は、主治医にご相談ください。
■お問い合わせ
洛和会音羽病院
画像診断治療科
075(593)4111(代)
(『おとまるクン』2010年7月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や
病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステム
の各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。
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