2011年01月04日

2011年 新年のごあいさつ

Marutamachiより安全で高度な医療の提供をめざして
洛和会丸太町病院 院長 二宮 清(にのみや きよし)
 
普段から当院を利用していただいている患者さまには、あらためて御礼を申し上げます。
昨年、総合診療科は、救急医療にさらに力を入れることにし「救急・総合診療科」に生まれ変わりました。整形外科では医師が増え、脊椎センターができ、医療レベルは大病院と肩を並べるほどになりました。外科では、腹腔鏡手術を全面的に導入し、負担の少ない手術を提供することができるようになりました。心臓内科では、救急で受診された患者さま以外に、開業医の先生にかかられた患者さまにも24時間365日、緊急カテーテル手術が可能な態勢を整えました。
本年も、より安全で高度な医療を提供し、満足していただけるように職員一同努力していきたいと考えております。


Otowa 医療の質とサービスの向上を
洛和会音羽病院 院長 松村 理司(まつむら ただし)

洛和会音羽病院は今年で満31歳になります。併設の洛和会京都看護学校は開校26年目を迎えますが、今春新たに助産学科と視能訓練士学科を増設いたします。また、工事のため長らくご迷惑をおかけしております、がん治療棟(仮称)も今夏に竣工し、秋からは放射線治療を開始させていただくことになります。
診療内容の拡大に際し、医療の質とサービスの向上に一層留意しなければならないと、一同気を引き締めております。皆さま方のご理解、ご支援を心から期待いたします。


Kinen 美しい環境で快適な治療を
洛和会音羽記念病院 院長 小川 豊(おがわ ゆたか)

開設して3年目を迎える洛和会音羽記念病院は、昨年、増加するニーズに対応して、外来透析ベッド数を26床増やしました。快適な治療には美しい環境を必要とする理念から、昨年春、病院敷地の西側に数メートルのイチイガシ5本を植樹しました。幸い、昨年の猛暑を生き延び新芽を宿し続けています。
本年は東南の駐車場の法面(のりめん)にメタセコイアを数本植える計画をしています。滋賀県湖北のメタセコイア並木に憧れ、森の病院づくりをイメージしています。メタセコイアの凛とした三角の緑、落葉後の繊細な樹枝の形、そして何よりも「イチイヒノキ」という別名に魅せられて。


Misasagi 在宅生活を維持したい方へ支援を
洛和会みささぎ病院 院長 木村 透(きむら とおる) 

おかげさまで、洛和会みささぎ病院は2度目の新春を迎えることができました。リハビリテーションや認知症医療のスペシャリストもようやく揃い、今後、ほかの洛和会ヘルスケアシステムの病院と協力しながらも、ひと味違った医療を展開していく予定です。
具体的には、リハビリテーションを中心とした入院・外来診療、認知症の診断や生活のご相談(主に外来)、介護家族へのレスパイト(休養)支援などですが、高齢夫婦、独居世帯が急増するなか、障害を抱えながら、何とか在宅生活を維持したいと望む方々が多数おられます。そのような方々への支援を、病院の最も大きなテーマとして取り組みたいと思っています。どうか、気楽に、ご相談にお越しください。



Kaigo 満足いただけるサービスを

介護支援部 介護事業部 部長 山元 稔(やまもと みのる)

介護支援部では、昨年4月、東京都港区に複合型介護施設「ありすの杜 洛和ヴィラ南麻布」を開設しました。当会初となる東京での事業でしたが、京都で育んだ介護を展開し、利用者さまから好評をいただいています。また、「通い」「訪問」「泊まり」の3つのサービスを提供する洛和小規模多機能サービス山科小山も6月にオープンし、利用者さまのペースで過ごしていただける第2の家として、お一人おひとりに合わせた支援を行っています。
今年は、今まで以上に質の高い介護をめざし、職員教育に力を注いでいく年にしたいと考えております。皆さまに満足いただけるサービスを提供できるよう職員一同、一丸となって努力してまいります。


Otomaru1101 (『おとまるクン』2011年1月号より)
「おとまるクン」は患者さま・利用者さま向けの広報誌です。健康管理や病気の治療に関する解説を中心に、医療・介護施設の紹介やイベント情報などを掲載しており、毎月1日に発行しています。
洛和会ヘルスケアシステムの各施設の入り口にラックを設置し、自由に持ち帰っていただけるようになっていますので、来院・来所された際にはぜひ手にとってご覧ください。
■広報誌「おとまるクン」についてのお問い合わせは
アールプランニング TEL 075(593)7789 まで

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