2012年06月08日

第101回らくわ健康教室「通所リハビリから仕事復帰へ 〜自宅で取り組むリハビリ〜」

5月29日に開催されたらくわ健康教室は、洛和デイセンターみささぎ病院の理学療法士 鈴木 雅喜(すずき まさき)が、通所リハビリテーション(以下リハビリ)について講演しました。鈴木講師は、実演を交えつつ、リハビリの専門性についてわかりやすく語り、日々の積み重ねによる効果を呼びかけました。


鈴木講師の講演要旨は以下の通りです。

1014_2「通所リハビリ」とは?
「デイケア」という呼び方が一般的な通所リハビリは、老健や病院・診療所などの医療施設に通い、医師の指示に基づいて介護保険を使用したリハビリを受けるサービスです。通所介護(デイサービス)が生活リハビリであるのに対し、通所リハビリでは専門的なリハビリを行います。
洛和デイセンターみささぎ病院は、個別リハビリ・自主トレーニングを中心に、利用時間を3〜4時間未満に設定した「短時間型通所リハビリ」が特徴です。いずれにせよ、リハビリはコツコツとした日々の積み重ねが大切であることを、まず知っていただきたいと思います。

通所リハビリ利用の流れ
介護保険の申請(区役所) → 市の指定調査員が自宅訪問 → 京都市介護認定審査会が介護度判定 → 要支援・要介護の認定 → ケアマネージャーの選定 → ケアマネージャーによる計画の作成 → 通所リハビリの申し込み → 通所リハビリの契約 → ご利用

洛和デイセンターみささぎ病院の取り組み
<個別リハビリ>
リハビリスタッフ4人(理学療法士3人・柔道整復師1人)で、1対1のリハビリを行っています。

<自主トレーニング>
リハビリスタッフによる身体機能評価に基づいた内容で、メニューを作成します。

(例)

  • おしり上げ
  • ボールで腹筋運動
  • ボールで骨盤運動
  • 平行棒で横歩き
  • 平行棒で足上げ など

これらの取り組みにより、静的バランス能力(歩行に必要なバランス)と動的バランス能力(立ち仕事に必要なバランス)が養われます。

効果
洛和デイセンターみささぎ病院では、静的バランスでは9割の方、動的バランスでは7割の方に、能力の向上が見られています。

おわりに
リハビリは、体を良くするきっかけであり、ご家庭でもコツコツと継続することが肝要です。ご本人が日々の努力を続けることによって、効果が生まれます。お仕事に復帰された方には、リハビリや自主トレーニングを普段の生活に取り入れて続けられたという共通点があります。あきらめない気持ちで努力することにより、体が良くなり、できることが増えていきます。
通所リハビリに興味をもたれた方や、ご自身の体や生活を変えたい方は、ぜひ一度見学にお越しください。お待ちしております。


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