6月5日(月)〜9日(金)の期間に、将来医療関係の仕事に就きたいと夢をもった京都市立音羽中学校の2年生4人が、洛和会音羽リハビリテーション病院を訪れ、病院を支えるさまざまな職種を体験しています。
6月8日は、洛和会京都音楽療法研究センターの音楽療法士と一緒に、患者さまへの集団音楽療法を体験しました。
最初は、患者さまの間に座って「われは海の子」を元気に合唱。
その後、楽器を患者さまに配り、美空ひばりの「港町十三番地」などを歌いました。
懐かしいメロディーに心が弾みリズムに乗る患者さまと一緒に、楽しく過ごすことができました。
そして、いよいよ中学生の皆さんの演奏!
曲目は「聖者の行進」です。吹奏楽部の生徒がトランペットを披露してくれました。
開始前に「緊張していますか?」と聞いてみたところ、「そんなに緊張していない」と落ち着いた様子でしたが、その言葉通りリラックスした完璧な演奏でした。
続いて、アルトリコーダーで「オラリー」を演奏しました。 この日のために練習してきてくれたそうです。
患者さまたちも、素敵なメロディーに聞き入っていました。
最後に、中学生の皆さんと患者さま全員で「故郷」を歌いました。
今回の経験が、将来の進路を考える貴重な体験になったことと思います。