洛和会音羽リハビリテーション病院では、災害時などに備え、非常食として、患者さま・職員分(1日3食で3日分)が蓄えられています。地震や大雨といった天災が頻発する昨今、病院職員は災害発生時に平常心を失うことがないよう、日ごろから患者さまへの非常食の提供方法を学ぶ必要があります。
12月20日に行われた職員研修会では、非常食についての基礎知識を学んだほか、実際に提供される非常食を食べてみました。用意されたのはお米のでんぷんを乾燥させた「アルファ米」。お湯ならば15分間、15度の水で60分間待てばお米の状態へと戻せます。

(1箱50食分のアルファ米です)
職員からの感想は、「思っていたよりも食べやすい」「普段のご飯と味や歯ごたえなど、それほど大差がない」といった意見が多く聞かれました。
今回の研修を終えて職員は災害発生時の非常食提供について、どこに行って、何を準備し、どう患者さまに提供するかといった、具体的なイメージをもてるようになりました。

(アルファ米の五目ごはんも用意されました)