10月22日(月)に洛和ホームライフ音羽で、京都橘⼤学 都市環境デザイン学科 谷口ゼミ 学生による職場体験が行われました。超高齢社会を見据えた地域の多世代交流事業の一環とし、相互理解を深めるため高齢者と若い世代が関わるきっかけづくりを目的としています。
京都橘大学からは3人の学生さんが参加し、午前11時〜午後1時30分まで、入居者さんの食事のセッティングから配膳、車いすの介助体験を行いました。
学生さんは入居者さんごとに異なる料理の説明を受け、お膳をセッティング。入居者さんへ食事を慎重に運びます。元気に声掛けをしながら配膳をする学生さんの姿に入居者さんも喜ばれていました。
昼食は入居者さんと学生さんが食卓を囲みました。会話も弾み、入居者さんはご自身の大学時代を思い出し、「大学の友人と話しているようでした」と満足された様子でした。
車いす体験は施設外で行われ、坂道や段差での介助方法を学びました。
学生さんは「少しの段差や速度でも恐怖心があります。実際に体験することで車いすの方の立場を理解できました」と話し、今後、高齢者を支援する際に生かせる経験となったようです。
職場体験を終えて学生さんは、「高齢者との関わりは避けて通れないと思っているので、お互いに楽しく関わり合えるようにしていきたい」「今後、自分たちの親、祖父母も年齢を重ねていくなか、改めて高齢者との関わり方を考えていきたい」と感想を述べられていました。
今回の職場体験は、11⽉10⽇(⼟)に開催する、京都橘大学 都市環境デザイン学科 谷口ゼミとの共同企画、第2回 高齢者向けツーリズム「繋ぐ!広がる!地域の輪!」に参加される高齢者にとってより快適なものにするため、またそのために学生が高齢者への理解を深めることも意図しております。
⽇常⽣活で関わりが少ない⼊居者さんと学⽣さんが、ふれあいを通して得られる知識や喜び、⾷事の配膳や⾞いす体験による介護の仕事への理解を深めるきっかけとなる良い機会となりました。
洛和ホームライフ音羽
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