1月26日(土)に開催した洛和ホームライフ北野白梅町と佛教大学社会連携センターの連携企画「高齢者キャンパスツアー」に参加した学生さんを招き、3月11日(月)に洛和ホームライフ北野白梅町で交流会を開催しました。高齢者18人、学生5人が参加し、ツアーの思い出を振り返りながら、さらなる交流を図りました。
お菓子を食べながら、ツアーの様子を収めた動画の放映や、写真の展示をし、思い出を映像と共に振り返りながら、話に花を咲かせました。
「学生時代は戦時中で、勉学できる余裕がなかった」と語る入居者さんからは、「もう一度あの講義を受けたい」など、企画第二弾を希望する声が上がりました。
また、学生の大学での勉強について真剣に話を聞いたり、笑いすぎて涙が出てしまったり、いろいろな入居者さんの表情が見られました。
一方、学生からも今回のツアーを経て「高齢者ともっと関わりたい」との意見が多く出ました。本企画への参加がきっかけで、介護施設でアルバイトを始めた学生もおられ、若年層が超高齢社会について少しでも考えてもらえるきっかけになりました。
▲入居者さんがドーナツを配り、学生をおもてなししました。
地域の教育機関と連携し、団塊世代が後期高齢者となる2025年に向けて、次世代育成と高齢者の生きがいづくりを目的とした今回のツアー企画。高齢者にとっても学生にとっても、大いなる意味があったと改めて感じられた一日となりました。