洛和会音羽記念病院では、7月17日(水)より体液測定検査装置「InBody S-10」を導入しました。
体液測定検査とは、体内の水分量・筋肉量・体脂肪率を測定する検査です。この検査を行うことにより透析時の基準体重(DW)が適性であるか、筋肉量が低下していないか判断することができます。測定方法はあおむけになり手足に電極を着けるだけで、2〜3分程度で測定でき、痛みや長時間の安静も必要ありません。
体内の水分量や筋肉量が測れます
同院では、体内の水分量に基づいた基準体重の適正化、筋肉量に基づいた透析中の運動リハビリの推奨に活用していきます。透析センターとして、患者さんの適性透析およびフレイル(加齢により筋力・認知機能などが低下した状態)予防を提供できるように努めていきます。