10月26日(土)、洛和ホームライフ音羽にて、当会の介護施設を利用されている、認知症の状態にある利用者さんがスタッフとして働く1日限りのおでん屋さんを開店しました。
認知症の状態にある方が働くことで人と接したり、社会とつながることができたり、さまざまな可能性を引き出したいとの思いで企画しました。
参加された利用者さんは「慣れないことやから難しいわぁ…」と言いながらも笑顔でお客さんの対応をされていました。
このおでん屋さんのコンセプトは、「あなたが頼んだ料理が来るかどうかはわかりません。そんな間違いを受け入れて、間違えることをむしろ楽しんじゃおうよ」というもの。
認知症の状態にある方と交流を持つことで認知症に対する理解を深めていただき、地域ぐるみでサポートしていけたらと願っています。
本イベントは洛和会ヘルスケアシステムの年に1度のお祭り「洛和メディカルフェスティバル」の一環で行いました。
洛和会ヘルスケアシステム 介護事業部では、子どもから高齢者、障がいのある方がお互いに支えあいながら暮らせる世の中を目指してさまざまな「共生」の取り組みをしています。
11月30日(土)にはみやこめっせ 京都市勧業館にて共生型サービスの先駆けとなるNPO法人「このゆびとーまれ」理事長 惣万佳代子氏を招いて講演会を開催いたします。入場無料となっておりますのでぜひお越しください。
洛和会ヘルスケアシステム 70周年イベント「共生 〜今さら共生? 今だから共生〜」
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