洛和会ヘルスケアシステムの医師や介護の専門家が医療や介護などの健康に役立つ情報を分かりやすく解説し、楽しく学べる無料の講演会「らくわ健康教室」。
2月20日(木)に、洛和会ヘルスケアシステム 70周年記念講演として、開業医の先生と当会医師が登壇する特別版を開催いたしました。
「認知症、どこで診てもらう? 〜地域で支える認知症ケア〜」と題し、杉本医院 院長の杉本英造医師と、洛和会丸太町病院 救急・総合診療科 医長の吉川聡司医師が、それぞれの講演とディスカッションを行いました。
講演内容では、「認知症の診断は非常に難しいため、日々の少しの変化に気付き、発症が疑われる場合は、できるだけ早い段階で検査と診断を行い、認知症と認められた際には、適切な処置が必要です」「開業医と大きな病院との機能や役割の違いを理解し、普段から気兼ねなく健康のことを相談できる「かかりつけ医」を持つことが重要です」などの説明がありました。
両医師によるディスカッションでは、訪問診療を行っていて、より患者さんと近くで接している開業医の特徴と、精密な検査によって認知症の裏に潜む別の病気も発見できる可能性がある病院での診察・検査の特徴について、分かりやすく解説されました。
これからも「らくわ健康教室」では、より有益な医療・介護の情報を発信してまいりますので、ぜひご参加ください。