2020年07月16日

子どもたちに元気と花を。京都の花利活用推進事業で洛和東桂坂保育園の園児にお花のプレゼント

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、イベントの中止などで需要の減った花きの消費拡大を目的に、京都府農林水産課が中心となって進める「府内産花き需要拡大緊急対策事業」。

その中に府内の幼稚園児や保育園児に花きを提供し「花育」を行う取り組みがあり、7月9日(木)、当会の洛和東桂坂保育園に花が贈られ、園児たちがフラワーアレンジメントを体験しました。
この日は市内の花屋さんを代表し、西村清花園さん(京都市右京区)に花を届けていただき、園児がそれを受け取りました。

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ひまわりやバラなど府内産の花きを中心に5〜6本をまとめた花束が30セット贈られ、年長組の園児たちがはさみで思い思いの長さに切り、水を含ませたスポンジに花を生け、アレンジフラワーを作りました。
花束を配られた園児たちは、さっそく包みを開くと「ひまわりや!」「きれい!」など喜びの声を上げながら、取材に訪れた地域のケーブルテレビ、洛西テレビさんのカメラに満面の笑顔を見せていました。

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出来上がったアレンジフラワーは園児たちがそれぞれ家に持ち帰り、みんなで作ったものは、年少のお友だちの組にプレゼントしました。

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花や緑に親しみ、育てる機会を通して優しさや美しさを感じる心を養う「花育」。
新型コロナウイルス感染症拡大に対する花き農家や生花店救済のための動きが、農家、お店、そして子どもたちをつなぐ笑顔の輪になった今回の取り組み。
きっと今日の体験は、持ち帰った園児の家庭でもすてきな花(話し)を咲かせたことでしょう。

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