10月30日(金)、京都市立音羽中学校と洛和会音羽病院でオンラインを使った演奏会が行われました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、演奏を披露するコンクールや文化祭が軒並み中止となり、吹奏楽部の生徒の目標や活躍の場が失われていました。そこで、同院で演奏発表の場を設けるとともに、コロナ禍での医療従事者への応援メッセージもいただきました。
サックス、クラリネット、トロンボーンなどの管楽器、ドラムや木琴などの打楽器など、多彩な音でのアンサンブルのほか、キュートなダンスや元気いっぱいの歌唱など、アンコールを含め、7曲を全力で披露。その様子を洛和会音羽病院内で医療従事者が鑑賞し、演奏を通じて、中学生からエネルギーをもらいました。その後、返礼として洛和会京都音楽療法研究センターの音楽療法士がアコーディオンとフルートで演奏し、両会場で楽しい時間を過ごしました。
両者はこれまで病院の仕事を生徒が体験する「チャレンジ体験」や、洛和メディカルフェスティバルでの吹奏楽部の演奏、洛和会ヘルスケアシステムの介護職員が高齢者について教える特別授業など、さまざまな交流をしてまいりました。今回の演奏会はコロナ禍であっても音羽中学校との絆を深める大きな一歩になりました。