洛和会搬送部門・トランスポートでは、2021(令和3)年3月から京都市の委託を受け、新型コロナウイルス感染症の陽性患者さんの搬送を開始しました。
介助を必要とする軽症〜中等症患者さんの、病院間の移送や自宅待機から宿泊施設・病院への移送などに当たっています。
乗務員は防護服を着用するほか、車内にはビニールカーテンを設置し、業務終了後は車内やストレッチャーを消毒するなど感染防止対策に万全を期しています。
また、看護師が同乗し感染防止対策の指導に当たるほか、患者さんの容態急変などに対応します。洛和会音羽病院とも情報共有し、密に連携を図っています。病院と連携した搬送部門がある当会だからこそできる業務です。
感染リスクはゼロではありませんが、感染防止対策を徹底して業務に当たっています。
搬送部門の職員は新型コロナウイルス感染症と最前線で闘う医療現場を間近に見て、我々も地域医療を支えたい、という思いを抱いて委託を引き受けました。
感染の収束がまだ見通せないなか、地域の方に安心して暮らしていただけるよう、引き続き取り組んでまいります。