洛和会音羽リハビリテーション病院 ドクターエイド課 係長 大木啓太郎が『回復期・慢性期医療での医師事務作業補助者として』という題で、寄稿しました。
2008年に厚生労働省が急性期医療を前提に配置を進めたドクターエイド(医師事務作業補助者)が、回復期・慢性期を専門とする病院に在籍するのは全国的にも珍しいです。
2015年に開院した回復期・慢性期の病院である洛和会音羽リハビリテーション病院では、患者さんの退院後の生活にも関わりを持つため、医療はもちろん介護などの知識が必要となり、ドクターエイドは普段の業務を行いながら医療や介護などの知識を身に付けなければなりません。
また、医師と多職種を結ぶのも重要な役割です。みんなで連携して患者さんの入院中や退院後の暮らしを支えるため、知識だけでなくコミュニケーション能力や診療のマネジメントなどのスキルが必要になります。
寄稿者の大木も、以前所属していた部署で身に付けた医療事務の知識に加え、医師や他職種の方々からアドバイスを受けながら視野を広げ、ドクターエイドとしての経験を積み重ねたそうです。
回復期・慢性期病院での医師事務作業補助体制加算が認められたのは実に最近のことで、全国的に配置実績も配属経験者もまだまだ少ないのが現状です。
今回は医師事務作業補助者として勤務している方に、実例の少ない回復期や慢性期専門の病院での勤務の経験を伝え、医師事務作業補助者やそれを目指す学生たちの視野を広げる一つの契機を作るために寄稿に至ったとのことです。そして当会や当院を知ってもらうきっかけになればと思います。
今回の寄稿は、日本医療秘書実務学会のホームページの「会報 第11号2報(公開部分)からご覧いただけます。
https://jsams.jp/wp/
2021年06月14日
当会職員が日本医療秘書実務学会の会報に寄稿を行いました
カテゴリー:洛和会音羽リハビリテーション病院
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