2021年11月01日

WEBマガジン『らくわ+(プラス)』11月の記事

らくわ+(プラス)』は洛和会ヘルスケアシステム会報誌『季刊らくわ』の“プラス情報”を発信しています。


プチリニューアル!NEWS・地域のはなし・SDGsのはなしが追加されました!

今後は毎月1日だけでなく随時更新していきます!

今回の医療特集は「認知症の種類と症状 認知症ケアの取り組みをご紹介」です。

認知症は、脳の病気や障害などさまざまな原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。
原因の多くは加齢に伴った病気と考えられていますが、高齢者だけでなく、働き盛りの世代でも発症します。
洛和会音羽リハビリテーション病院では、入院・在宅を問わず、認知症の患者さんとそのご家族へのケアが行われています。
今回は病院による認知症ケアの「今」を洛和会音羽リハビリテーション病院の看護師がご紹介します。

らくわ+(プラス)11月
http://blog.rakuwa.or.jp/rakuwa-plus/

・医療のはなし…認知症の種類と症状 認知症ケアの取り組みをご紹介
・保育のはなし…子育てを楽しむために ペアレントトレーニング
・地域のはなし…まちのお医者さん なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック

カテゴリー:ニュース | 更新情報をチェックする

2021年10月26日

サービスの特徴を生かし、高齢者の交通事故を防止!
〜洛和会訪問看護ステーション四条鉾町の職員がKBSラジオに生出演〜

11_sdgs.png 3_sdgs.png洛和会訪問看護ステーション四条鉾町では、下京警察署の呼びかけにより昨年7月に発足した「下京署安全安心スマイルUP隊」に参加しています。

交通事故で亡くなられる割合が多い高齢者の交通事故防止対策として始まったこの活動における、洛和会訪問看護ステーション四条鉾町としての具体的な活動を、同施設 課長 内田倫子がKBS京都ラジオ「妹尾和夫のパラダイスKYOTO」のラジオカーレポートに生出演し紹介しました。

smileup02.jpg
生中継は和やかな雰囲気で進行し、内田が事業所としての取り組みを詳しく説明しました。

看護師が利用者さんの生活の場に訪問し、医師の指示書を基にさまざまな医療処置や介助を行う訪問看護サービス。

そのサービスの特徴を生かして、訪問の際に利用者さんに向けて下京警察署や区役所から提供されるチラシを配布。また道路の安全な横断方法などの話や、希望があれば反射材のキーホルダーをいつも持ち歩くかばんに付けてあげるといった活動について話しました。

また、利用者さんやそのご家族にむけての啓蒙活動はもちろん、毎日業務で運転をする職員間で交通安全を心がけようと声掛けをしていることもお伝えしました。

「下京署安全安心スマイルUP隊」では事業所等の参加をまだまだ募集中とのこと。

洛和会訪問看護ステーション四条鉾町では、今後も訪問看護のサービスだけではなく、利用者さんの安心・安全な生活全般に関わる取り組みとして、地域に「交通安全笑顔の輪」を広げる活動にも率先して寄与していきます。

smileup01.jpg

カテゴリー:ニュース | 更新情報をチェックする

2021年10月07日

廃材をリハビリで再利用!〜洛和会音羽病院 リハビリテーション部の活動〜

12_sdgs.png 3_sdgs.png洛和会音羽病院 リハビリテーション部では、院内から集めた廃材を利用してリハビリテーション(以下、リハビリ)の道具を制作し、現場で使用しています。

入院患者さんには、細かい指の動きができない方が多くおられ、さまざまなシチュエーションで指先のリハビリをしています。
退院後、一人で薬を飲むための練習で使用するのは、薬剤部でロスになった本物の薬袋です。ビーズなどを入れ、(1)パタパタと振って袋の片側に寄せ (2)破って (3)手のひらに出すところまで、リアルなトレーニングが可能です。作業療法士が行う患者さんの「作業分析」にも一役買っています。

210930-1.jpg

210930-2.jpg

薬袋では難易度が高すぎる患者さんには、医局から回収した新聞紙を使います。破ったり、ちぎったり、丸めたりして指のトレーニングを行います。

210930-3.jpg

栄養管理室でゴミとして扱われるラップの芯は、車いすのブレーキの補助具に。患者さんの体格や力にあわせて長さを調整しています。

210930-4.jpg

210930-5.jpg

また、福祉用具をレンタルしているウエルネットからは、杖やシルバーカーなど、レンタルに該当しなくなったものを譲り受け、利用しています。

210930-6.jpg

本来であれば捨ててしまうものを再利用するこの取り組みは、多職種の理解と協力があって成り立っています。地球に優しいエコの面はもちろんですが、まずは患者さんのリハビリが順調に進むことを一番に願い、今後もいろんなアイデアで不要になった資材を利用していきます!
japan_3ver.png
カテゴリー:ニュース | 更新情報をチェックする